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平(たいら)和(かず)

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Show & Tell

残念なことだが、二年生、三年生のクラスでも、いざ会話をさせてみると愕然とするくらい話せないことが多い。自分の指導力不足も反省しているのだが、コースや教科書自体が読み書き中心過ぎるのも一因だと思う。結果的に「日本人の英語」と同じ状態になっている。読み書きならなんとかできるが、質問されたらチンプンカンプン、話そうとすると緊張とパニックで言葉が出て来ない。

大体「今日は教案スカスカだな」と思いつつ教室に行っても、なんだかんだで時間が足りなくなることのほうが多い。時間が余ったら聞き取りをやろう、とか会話させよう、とか思っていてもできなくなってしまうのが常だ。やはり、教科書にリスニング、スピーキングが入っていないと忘れたり後回しになったりしがちなのである。

CD付きの教科書も多くなったが、もっともっとアチコチに聴解問題を入れてほしい。モデル会話のところだけでなく、読み書きと同等量の聞き取り練習が必要だと思う。そして、聞き取りよりもっと難しいのが話す練習だろう。教師と個人的な練習は時間的になかなかできないし、かといってペアワークにしても「う〜〜ん、え〜〜、あぁ〜」と言って考えている学生のお相手をするのは忍耐が要り、特にできる子には時間のムダでもある。もっと何か工夫をせねば、と思う今日このごろなのだが、今度のスピーキングテストは英語圏の小学校などでよく行われる"Show and Tell"スタイルにしてみた。学生に何か自分の好きな物を持ってこさせ、一対一でそれについて話させる。勿論教師も会話スタイルでそれについて聞き出す。先日リハーサルをしたのだが、時計、携帯、本、手作りのベスト、ゴジラの人形(!)などいろんな「お気に入り」で教室が溢れた。自分が大好きな物についてなら「話したい」欲求があるはず…だがリハーサルではまだまだ言いたいことが思うように言えない学生が多かった。果たして本番はどうなることやら。

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