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鬱な日々

更新しないままひと月近く経ってしまった。(常連読者の皆さん、すみません。)いつも学期の最後のほうは来学期も仕事があるか、という心配が始まり、なんだか鬱状態に陥ってしまうのだ。鬱といっても雇用者に対しての不満と怒りが一気に噴き出すタチの悪いウツ…(苦笑)。それとなんだか毎年どんどん低下していっているように思える学習者のレベルにも落ち込む。なんであれだけ試験のヒント(というか問題そのもの!)を与えているのにこんなにひどい結果になるのか。同僚に聞くと「それはやっぱり皆仕事の時間が増えて勉強時間がとれないからじゃない?」と言う。確かに豪州では一般に抱かれる「怠け者」イメージとは裏腹に週50時間以上働いている人がかなりいるという調査結果がある。しかし、それにしても…(ため息)。

回りには日本語教師をやめた人がけっこう多い。今は普通のオフィスワークをしたり、自営業を始めたりしてもっと安定した生活をしているようだ。今は会社勤めの友人が言うには、教師時代と比べると疲労度が随分軽いそうだ。とにかく帰宅したら仕事のことは忘れてリラックスできる。そう語る友人の表情は満足そうだ。又、雇用者側の体制に疑問を持ってやめた人もいる。授業時間以外に家で何時間も準備や採点をしているのに、それが全く無給なのが納得できなかったからだという。(私だって決して納得してやっているわけではないが…。)結局この人達は賢い人達なのだろう。経済的にも安定し、ある程度の確信を持ってこれからの人生計画を立てていけることだろう。そう言えばずっと昔の上司が「これから語学教師になりたいって人がいたらやめろ!!ってアドバイスするね!」と言っていた。当時の私には理解できなかった言葉だが今は頷ける。

でも私は教えること自体は決して嫌いではない。色々な人との出会いや、生徒が上達していく姿を見るのはやはりおカネには代えられない喜びなのだ。もし誰かが、今後十年、一定の時間数と給料を保証してくれるならば、喜んでこのまま仕事を続ける。そして毎年改善を重ねるよう努力するだろう。しかし数週間の仕事さえ約束のない今の状態では、来学期の教案を書くことさえ無駄になりそうな気がしてしまう。いつまでこの悩みを抱え続けなければならないのだろう。解決策が見つからないまま時が過ぎていく…。

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