We love Australia. Do you love Japan?
先週の金曜日は「オーストラリア・デー」の祭日だった。この祝日には毎年恒例の屋外無料コンサートが行われるのだが、今年は主催者が「オーストラリアの国旗持参は控えてほしい」と言い出し、メディアで騒がれた。主催者側の理由は、「人種摩擦のもとになりかねない」から。これは一昨年十二月にあった中近東系の若者をめぐるクロヌラ・ビーチでの暴動、それに続いてオーストラリアの国旗が盗まれた事件などから、再発の危険を憂慮しての決定だったようだ。これにはハワード首相をはじめ殆どの人が「自国の国旗を翻すことができないなんておかしい」と反対した。それに対し主催者は「禁止ではない。が、持参しないことを勧める。」と主張した。
当日。コンサート会場にはオーストラリアの国旗が溢れた。手で振ることのできる旗、タオルのようにして首から背にかけて垂らす旗、顔や腕に塗られた旗…。そしてこれといったトラブルもなく、一日は終わった。"We love Australia!"というメッセージの圧勝。これには主催者も自らの過ちを認めざるを得なかった。
オーストラリア人の愛国心はオープンだな、と思う。日本で"I Love Japan"というTシャツを着て歩いている日本人を見たことはないし、日本の若者が日の丸を掲げて建国記念日にイベントに参加する姿も思い浮かばない。(もっとも日の丸そのものにネガティブなイメージを持つ人もいるだろうが…。)私もこちらに来るまでは日本という国はいい国だとは思わなかった。西洋諸国に比べると遅れている、というイメージを持っていた。が、外から眺めるニッポンは、内から見る母国とは随分異なっていた。離れることによって、初めて祖国を、客観的に比較することが可能となった。そうしてみると日本も捨てたもんじゃないな、と見直すことが多々あった。遅れているどころか進んでいる部分も見つけた。日本にしかない美も見えて来た。
「美しい日本」をめざす阿倍首相の政治が実を結び、日本人が"We love Japan!"と叫べる日が来ればいいな、と思う。
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オーストラリア人の愛国心はオープンだな、と思う。日本で"I Love Japan"というTシャツを着て歩いている日本人を見たことはないし、日本の若者が日の丸を掲げて建国記念日にイベントに参加する姿も思い浮かばない。(もっとも日の丸そのものにネガティブなイメージを持つ人もいるだろうが…。)私もこちらに来るまでは日本という国はいい国だとは思わなかった。西洋諸国に比べると遅れている、というイメージを持っていた。が、外から眺めるニッポンは、内から見る母国とは随分異なっていた。離れることによって、初めて祖国を、客観的に比較することが可能となった。そうしてみると日本も捨てたもんじゃないな、と見直すことが多々あった。遅れているどころか進んでいる部分も見つけた。日本にしかない美も見えて来た。
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