日本にいる時から集団でかたまるのが嫌いだったが、こちらに来てからもそれは変わらない。何事も一人で勝手気ままにするほうが好きな性格なのだ。教えるのもどちらかというと、チームティーチングより一人でやるほうが気楽だ。人と組むと、「迷惑をかけぬよう今日は絶対ここまで導入しなきゃ〜〜!!」などと生徒を無視した教え方になりがちだし、「お上」からのつめこみ教案をそのままやらなくてはいけない時は、ただのロボットと化してしまう。その点、「まあ、ご自分でお好きなようにやって下さいよ。」なんて言われると俄然はりきって、ああでもない、こうでもないと教材を作っては工夫を惜しまない。
教師というのは結局、他人の作った教材や教え方を強制されたくないものなのだと思う。皆それぞれが、頑なな信念や思い込みを持っている、頑固な人間のかたまりだ。一緒に同じことをしようとすると衝突が多い。それなら無理に同じことをしようと試まなくていいのではなかろうか。大まかな枠だけ決めて、後はご自由に、としたほうが、皆が創造的に、のびのびと教えられるはずだ。先生が自分の一番好きなやり方で教えている時には、その気持ちが生徒に伝わり、学習効果だって高まると思うのだが・・。
以上、私の理想論。この理想論にも反対する先生が多く出て来るであろうことは百も承知だ。(笑)

