二人の人間が一個のオレンジをめぐって争っていた。お互いどうしてもそのオレンジがいると言い張り、一歩も譲らない。喧嘩は延々と続いた。が、ある時一人が「どうしてそんなにこのオレンジが必要なんだよっ!?」と尋ねた。もう一人は「ママレードを作るのにその皮が要るんだ」と答えた。「え?じゃ、中身は要らないってわけ?」「そうさ。」ここでこの喧嘩は終わった。二人とも欲しい部分を手に入れることができた。これはコミュニケーションがあったからこそ得られたWin-Win、つまり両者が勝者となった結果である。
今日、帰り道、ふとなんで自分はこんなに異文化コミュニケーションに興味があるんだろう、と思ったのだが、おそらくそれは日本人と外国人の間にまだ思うようなコミュニケーションがとれていないことを常に感じているからかもしれない。コミュニケーションがあれば、そしてそれがうまくいけば、お互いWin-Winの結果を得ることは可能なはずだ。

