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平(たいら)和(かず)

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Unhappy or Angry?

  コミュニケーションはコトバによるものだけでなく、ボディランゲージも重要な要素である。ちょっとはっきりした数字が思い出せないが、人は、コミュニケーション中に確か70−80%を言葉以外のものから読み取るそうだ。初級日本語「げんき」〈2〉という日本語の教科書の読解練習に日本人男性の二つの表情が写真で出ている。この表情をどう解釈するか、という調査で、最初の写真は国籍を問わず皆が「嬉しい」表情と答えた。が、二枚めの写真は、日本人の殆どが「怒っている」と答えたのに、アメリカ人でそう思ったのは66%だったそうだ。残念ながら、残る34%の解釈が書いていないので、今我が家の「ガイジン」に見せてみたところ、"unhappy" という答えだった。"angry" という可能性もあるが、
"unhappy" にしておく、ということだ。これは困った。では私がカンカンに怒ってるときに、うちの外人は「ちょっとムカついてる」というくらいにしかとっていないということか!

   この読み物の中には「嬉しい時とびっくりした時の顔は、言葉や文化が違っても殆ど同じだが、悲しい時や怒っている時の表情は、国や社会によって随分違うことが最近の研究によってわかった。」と書いてある。案外異文化でのすれ違いはこういった、あまりにも「自分たちと同じに決まっている」と疑いもしないような要素が原因になっていることが多いのではないだろうか。「私があんなに嫌な顔をしていたのに、むこうは全くかまわないような態度だった。」などというのは、相手が冷たいのではなくて、相手の、表情の解釈の仕方が異なるのかもしれない。こういった研究はもっとどんどん進めてほしいものだ。