ようこそ!

- Information -

著書「日本語教師の卵に贈る 海外での日本語の教え方 裏ワザ集」(電子本-でじたる書房で発売中!
これから海外で教える方必読!E-bookなのでダウンロードしてすぐに読めます!


-- E N D --
.
.

プロフィール

平(たいら)和(かず)

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー






 





異文化トレーニングってどんなもの?

 異文化コミュニケーションのトレーニングでは、ただ「どこそこの国ではこうするべきなんですよ。」といった知識を与えるだけでは完璧と言えない。前にも言ったように、人間、頭でわかっていても既に習慣となっていることはそう容易に変えられないものだからだ。

  そこで、実際ロールプレイをして、体験してみることが大事になる。その国であり得るだろう状況に身を置いてみて、自分に起きる感情を経験してみる。先日書いたが、英語圏の人間に、「間」をとらせてディスカッションさせるのもその一つだ。他にも、違うタイプの人間が一つのゴールに向かっている時にどんなコミュニケーションになるのかを生徒同士が演じて味わってみる。例えば、一人は自分でどんどん決めて事を進めていきたい人(欧米人に多いタイプ)、もう一人はじっくり考えて他の人間と相談してから決めたい人(アジア人に多いタイプ)になり、何かを話し合ってみる。お互いの違いについてはもう知っていても、いざ会話になると予想以上の苛立ちを経験するかもしれない。

  こんな練習したって、結局自分流を変えられないなら意味ないんじゃない?と思われるかもしれない。が、こういう模擬体験をしておくと、「本番」になった時にある程度自分を客観的に見られるというメリットがあるはずだ。今、自分はイライラ、カッカときてるけど、これはクラスで練習した時もそうだったな、と。

  もし生徒が日本に行って住む、又は働く予定なら、こういったトレーニングを日本語の授業に取り入れるべきだと私は思う。日本に行かない人でも日本人と一緒に働いたり取引しているなら、必ず役に立つはずだ。私もお説教をするばかりでなく、もうちょっと積極的に機会を作ってみよう。