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平(たいら)和(かず)

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異文化理解ビジネス

  先日、小泉首相とライス国務長官が会談しているのを見てぎょっとした。ライス国務長官は、割と短めのスカートをはいているにもかかわらず、かなり大胆に脚を組んでいたからだ。米国での会談ならともかく、日本での会談である。いかがなものか、と思ってしまう。あれだけ位の高い人の訪日なのに、米国側で誰もアドバイスをしなかったのだろうか。それはちょっと驚きだ。なぜなら、アメリカには異文化コミュミケーションのトレーニングを専門にしている会社がいくつもあるからだ。

  ビジネスの世界で異文化マナーを無視すると、最悪の場合は契約がパアになりかねないし、他にも海外転勤させた社員がカルチャーショックで戻ってきてしまったりすることもあるそうだ。そうすると、転勤に関して会社が負担した諸費用がすべて無駄になるということ。ビジネスに限らす政界でもやはり、自国の感覚でばかり物事を判断していると外交にひびくだろう。そう考えると異文化理解は経済にも影響を与えるといっても過言ではないのかもしれない。それなのに、豪州ではいまのところ、異文化トレーニング会社は皆無に等しい。一人、アメリカのトレーニング会社の支社を作ろうとした女性を知っているが、全くふるわなかった。私も一度働いているカレッジでその種のコースを宣伝して貰ったが、四人ほどしか申し込みがなくキャンセルされてしまった。異文化コミュニケーションの重要さに人が目覚めるまでにはまだ時間がかかりそうだ。ライスさん、私の生徒になりませんか。